ボーイズラブ作品の感想ブログです。すきだなぁと思ったものについての他愛ないおしゃべりを置いてます。



拍手お礼

◆8/27、青い方程式に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/26、リンゴが落ちても〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。雨の結び目をほどいてに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/22、Hybrid Childに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/19、間に合わなかった…100冊に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/17、不器用なサイレントに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/15、窮鼠〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/14、リンゴが落ちても〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/3、きみが恋に堕ちる、窮鼠はチーズの〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆7月以前に頂いた拍手のお礼は、それぞれの記事の中に移させて頂きました。感謝。



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桜姫(サクラヒメ)
水壬楓子/長門サイチ(キャラ文庫/徳間書店)

「女王様だ…」
「女王様だな…」 ←……!?(大喜)

こちらのセリフは本文98、99ページより。
受が自分の武器として鞭を繰り出したことに対する、
攻とその相棒(=犬。注:厳密に言えば、犬型の異星人)の感想です。
(「←」は私の心の声ということで、お間違えなきようお願いしますね/笑)

水壬さんの新刊「桜姫」はアクション・ファンタジー。
異星間交流が進んだ未来の地球を舞台に
敵も味方も宇宙人が入り乱れています。
主に攻視点、時々は受視点を交えてのストーリー進行。

昔も今もファンタジー小説を特に好んで読んだことはないのですが
私自身はこの舞台設定をとても楽しむことができました。
とっかかりが気になる方はプロローグの部分、
冒頭の5〜11ページを読んで感触を確かめられてはいかがでしょうか。

ここから先はネタバレ含みますので、お気をつけ下さい。

夕陽照らす桜の木の下で、地球人(攻)と異星人(受)の邂逅シーン。
物語はこうして始まります。
攻はこのとき齢3才。対する受は年齢不詳。
美しき異形のものに惹かれ畏怖する――その本能で。
そして、弱って蹲る様子のその何者かに脅えつつも心配をして
当時子供であった攻は受へと近づいていくのです。
‘……すまない……’ と頭に響く声がして、次の瞬間、
意味不明のディープキスを仕掛けられます。

ううむ、これはひとたまりもありません。強烈な幼時体験です。
三つ子の魂百まで…?
攻の恋愛対象のストライクゾーンはこうして形成されたもようです。

そして二十五年後。
対象者である受が攻の前に再び現れて、物語は動き始めます。
展開は公式あらすじの通り。余り多くを語ると
そのままストーリーをなぞってしまいそうなのでご容赦下さい。

この本は以下シリーズ続刊予定とのことで
主役カップルもまだ入り口に手をかけたばかり。

二人は既に体を重ねていますが、それは任務の一環というか、
異星人×異星人の組み合わせの実験といった
意味合いをも持っているかもしれません。
こういう関係に不満な方もいらっしゃると思いますが
先読みと妄想を趣味とする自分のような人間には
楽しくてたまりませんでした。

それに、この二人は初邂逅にして
既にしっかり惹かれ合っているような……?

攻、齢3才。冷たくも美しき存在に対して。
受、年齢不詳。小さくもつよく優しき存在に対して。

ううむ、両者ともにストライクゾーン広すぎです。←間違った認識

真っ当攻×クールビューティ受。

攻はとてもくだけた性格ですが、心根がとても真っ直ぐな人物で
好感を持てました。
受の最初のお誘い、あの猛烈な色香に抵抗した彼は、実に面白い――
じゃなくて(笑)素晴らしいといえるでしょう。
受はその容貌からクールビューティとの印象がつよいのですが
幼い攻の運命の軌道を変えてしまったことに
良心の呵責を感じている、心やさしき人物です。
オプションが鞭だからといって
女王様受と決めるのは早計ですよ、捜査官の方々!
この場合、調教する立場にあるのではなく、される方ですしね?(微笑)

真っ当な攻には面白みが欠けるかもしれません。
でも、主役に安定感があると、
こういったファンタジー世界に入り込みやすいと私自身は思いました。
個性は脇キャラが出してくれましたし(笑)

ちなみに、攻の仕事上のパートナー、ランドルフ捜査官が
私のお気に入りです♪
人語を解する黒いドーベルマン…。
しかも下ネタ担当ですよ!(素適〜♪)
しばらくは日常会話に「喜んで」を多用してしまいそうです。

さてさて。
今巻を終えた時点では、二人の重要任務は終了しておりません。

え…? それって……
つまり……どういうこと?


「(今後も)喰い放題だな」。 ←うひょひょっ