|
|
拍手お礼
|
|
◆8/27、青い方程式に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/26、リンゴが落ちても〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。雨の結び目をほどいてに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/22、Hybrid Childに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/19、間に合わなかった…100冊に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/17、不器用なサイレントに拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/15、窮鼠〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/14、リンゴが落ちても〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆8/3、きみが恋に堕ちる、窮鼠はチーズの〜 に拍手下さった方、ありがとうございました。◆7月以前に頂いた拍手のお礼は、それぞれの記事の中に移させて頂きました。感謝。
|

|
プロフィール
|
|
Author:下(した)
BL歴(たぶん)7年目の主婦。好きな本の感想を、好き勝手なタイミングで時々更新。こんな気ままなブログへご訪問下さってありがとう。
メールアドレス: riricheri2●oboe.ocn.ne.jp (●を@に代えてください)
|








|
|
ライク・ファーザー・ライク・サン
|
英田サキ/ヤマダサクラコ(SHYノベルズ/大洋図書)
逆光に佇むオヤジと少年たちのショット。 大きく入った英文字のタイトルと小さく入った英文字のクレジット。 表紙はとても雰囲気あってかっこいいのですが、騙されちゃぁいけないと思いました。 中味はけっこう、ドタバタなホームラブコメ風? 駄目オヤジ攻×しっかり者受。38才×18才、年の差もの。 高校生男子(受)が隣に住む幼馴染みの父親(攻)に片想いする、一見切ないお話です。そこへ幼馴染み(男)とその母親(攻の元妻)が加わって、珍妙な雰囲気のBLに仕上がっているんですね。 笑うべきか退くべきか…(笑)。 ←笑っているじゃぁないか 隣家の少年が、見目はいいけどトンデモな親子に囲い込まれ、一家の愛すべき後妻として納まるお話。うん、こう言った方がしっくり来るかも。
お隣の元夫婦が脚本家(攻)&女優だったり息子は普通の高校生とはいえトンデモなく容姿が整っていたりと設定は色々派手なのですが、 受の家庭環境とお隣とのかかわり合いを丁寧に描写していることと、あくまで舞台は家の中ということもあって、ストーリー的には地味めです。 そこに息子のアホアホな言動が適度な彩りを添えていると申しましょうか…(笑)。
さて。あらすじに片想いスキーの血が騒いでこの本の購入を決めた訳なのですが そこは期待通り、受の思い悩む様にキュンキュンしましたよ 。 お相手の設定が義父ではなく、父親のように慕っていた「お隣のおじさん」ってところがイイですよね? 有りそうでなかなか無い設定です。(ちなみに受の本当の父親は、離婚後消息不明)
初めての出会いは小学生の時で、新しく越してきたお隣の家に遊びに上がった際のこと。 その家の子供と自分とをアクロバティックに放り出し、 体いっぱい使って遊んでくれたカッコイイお隣のお父さんに受は惚れ惚れします。 子供って、こんなふうに遊んでくれる大人の男性にほんと弱いんですよね。 このおじさん、まず1個目のハートをキャッチです。 → お隣と親しく付き合うようになって一年後、受の両親が離婚することになります。 その経緯がまた心痛むものなのですが、受が一人っきりで悲しんでいた時にこのおじさんは現れ、 そっと涙を拭ってくれるのでした。以来、彼を父とも思い慕うようになります。 はい、おじさん、2個目のハートをしっかりキャッチですね。 →  そして中学生になった時のこと、今度はそのお隣が離婚することになります。 初めて自分の前で弱さをさらけ出し落ち込む大人を受が慰めるのですが その時の抱擁、ふとした身体接触に、受の中で何かが変化しました。 あらあら、このおじさん、3個目にして震えるハートをキャッチですよ〜。 →  
そして、高校生になった今現在。 受は自分の気持ちを隠しながら隣家へと家事の世話をしに通います。 はぁ〜切ない…。家族同然に扱ってくれることをありがたく嬉しく思いつつも、そういった存在の自分だからこそ、絶対に恋愛対象として見てもらえないことの辛さ悲しさ。 攻の恋人が家に出入りするようになって想いは一層募り、デリカシーの無い攻の言動に、これでもか〜これでもか〜って傷ついちゃうんですね。何というツボ設定、ツボ的展開。震えるハートはガラスのように粉々です…。 → 
気持ちを打ち明けたら傍にいることさえ叶わなくなると 想いは胸の内に止めようとする受ですが、 自分の母親と攻の元妻――離婚を経験した二人の女性と、ふとした会話を交わして 玉砕する決心を固めます。 この辺りの描写がとても細やかでした。大人の男女の寂しさをしみじみ語ってくれていました。
いきなりですが、涙雨のエピソードも好かったですよね? 物語中時々降り出す雨のシーンが心象風景として効いていて、読んでいてじんわりしました。
さて。「効く」といえばやはり、何といっても攻・息子の存在。 受を大事に思っていて父親との交際に最初反対しますが、他の知らない人間に奪われるよりも…と思い直し、受の恋の成就を援護します。 この子、本当に面白くて好きだぁ〜(笑)。まるっきりノンケなのが惜しいけれど、是非とも今後一皮剥けてかっこいい大人になって欲しいと思います。鈍感な父親から大事な幼馴染みの気持ちを守ろうとした幾つもの場面ではとても頼もしかったです。
そして、攻・元妻。彼女は物語最後に極彩色の彩り(!)を添えていましたが、…う〜ん、これは作者さんの過剰演出ということで私自身は納得することにしました。 本来は息子が中学生の時点でしっかりお灸を据えるべきだと思うんですよね。 でも、たしかにこれでトンデモ一家としての強烈なイメージが根付いた気がするので、作品の演出としては成功なんだろうなぁ。
とりあえず、息子の作戦が結果的に功を奏して受と駄目オヤジは上手くまとまる訳ですが、諸手をあげて祝福するよりも、受の今後を思って祈ります。 受・本人も「頑張ってつき合っていくつもり」と言っていますものね? ようやく想いが通じたというのに、頑張らなきゃつき合っていけないだなんて思わず涙が… 。なるほど、恋愛とは戦いなり。期待と失望、トキメキと幻滅。日々その葛藤のくり返しであります。受には力一杯エールを送りましょう。 がんばれ、志真ちゃん 。がんばれ、隣の若奥さま 。 エロい手管に長けただけの駄目オヤジなんか、18才の純情でもって翻弄したれぇ〜。
初夜の暴言、許すまじ! の思いはありますが、さすがオヤジはエロいです。 無駄口封じのキスといい、お触りしまくりの告白タイムといい…。 ちなみに、二人が椅子に座るあの姿勢は年の差モノならではということで非常に萌えでした。 志真ちゃんてば、きっとこの先、後ろから抱きすくめられる度にスイッチ入っちゃいますね? もっとも、オンになった若奥さまは煽るのもお上手そうなので、心配は不要でしょうけれど(微笑)。
さてさて。 本日2月14日、聖なる愛の日に取り上げるBL本の感想として相応しかったかどうか、不安がちろりと頭を掠めます。 最後の方、何だか黒い思念が渦巻いていましたものね?
今回の感想は、【VD企画 おやじチョコ贈呈!】と銘打って お題に「ライク・ファーザー・ライク・サン」を取り上げる(2/14〜17のうちに更新) リンク企画の記事でございました。 春のJ庭を間近にして、連れ立って参加するメンバーの親交を深めることが目的だったりします。 お題参加ブログは、 たまさんの読書日記 桃香、初めてのBLブログ です。 たまさん、桃香さん、ありがとうございました♪。今回感想は見送った他のメンバーの皆さん、方々のハンドルネームの音の一部を記事の中に散りばめてみました。お気づきになったらニヤリとしてみて下さい。若干名、ネガティブな音に使われてしまって抗議の声を上げそうな方がいらっしゃいそうですが、許してね??(爆)
最後に。拙い感想をご覧下さった訪問者の皆さま、どうもありがとうございました。 このお話の楽しさを少しでも共有できたら幸せです。 J庭にいらっしゃる方とは、きっと会場のどこかでニアミスしますね? そういうのって何だかワクワクします♪。お互い楽しい一日になるといいですね!
【追記】 本のタイトルとなった諺を検索していたら、オベラ・アイーダのミュージカル版に「Like father, like son」という歌曲があることが分かって思わず笑ってしまいました。これも作者・英田さんの何かの駄洒落なのかしら? ちなみに、ミュージカル版の開幕シーンが、先日読み返していた「SASRA」の終幕シーンのようで印象的でした。古典オペラのパロディともいうべきミュージカルですが、色んな解釈があって面白いです。
◆2/16(土)12時「ライク〜」に拍手くださった方へ◆ ありがとうございます♪
|
|
DEADHEAT
|
英田サキ/高階佑(キャラ文庫/徳間書店)
ありましたね、カーチェイス。 でもって車を走らせるには‘オイル ’がないとね?
という訳で、今回シリーズ2巻で自分を萌えさせてくれたのは やっぱり文庫211、212ページです(笑)。 同じオイルでも燃料用と食用との違いはありますが 私にとってこちらのオリーブオイルは間違いなくハートを疾走させる燃料となりました。
ちっちっ、プロフェソル・ロブ。 ←人差し指を振る 自分の一物を誇るのでなく相手を心から欲する自分の素直な心を誇ってください。 下品なジョークはそうすることで 読者をとらえる萌えセリフ に変わるんだと思いますよ?? ディックは今回もグッジョブ!
それにしても、ユウトってばモテモテです。 2巻ではついにコルブスにまで執着され始めてしまいました。ぶるぶる…(震)。 ユウトをめぐってディックとコルブスが 一体どんな駆け引きを展開するかという楽しみが増えましたよね。 もちろん、コルブスを挟んでユウトとディックが 互いにどういった決着をつけるのかも気になります。
爆発シーンどころか猟奇的殺人死体まで出てきて 益々アメリカ映画っぽい仕上がりになった今巻。 …う〜ん、ちょっとお約束過ぎかなと思いました。 もともとBL本に手を出す前はそっち系の文庫推理小説を 読んでいたせいもあるんですが、余りに詰め込まれすぎると少し冷めちゃうんですよね。 何か一つ二つこちらの予想を裏切る展開が欲しいところです。 でもビーチでHは絶対外さないでねお願いね 。 きれいなベッドの上の次は、青いお空の下で!! ←読者は如何なる時もワガママ
変装したディックに気づかなかったところや、再会したディックが物凄く冷たかったところ、ユウトがそれに打ちのめされたところ、その後の抱擁シーンに続くところは BLとして実に美味しい萌え所だったと思います。 こういうお約束事こそ、じっくりたっぷり丁寧に見せて欲しかったです。
後書きによると次の3巻でおしまいとのことですが、何時頃出る予定なのか デッドラインの詳細は告示されておりません。 ギリギリまで引っ張って息も吐かせぬような展開を期待します。
高階佑さんの表紙は今回も美しかったです。 ユウト、セクシーポーズ! ええ、私も思わず喜びました(笑)。 でも銃を手にする人間があそこまで腋をあけるのはマズイんじゃないでしょうかね? どうせなら文庫帯を取ったとき、 ユウトはもう一方の手で狙いをつけていて ディックはポケットに手を入れていると思いきや… みたいな構図が露になったらもっと嬉しかったです。 ←読者は如何なる時も欲張り
正直ちょっと「DEADHEAT」は私的に点火不良なかんじだったので、 次回に望みを繋ぎたいと思います。 たっぷりオイルを振りかけてとことん(ラブを)燃やし尽くして頂きましょう。 がんばれ、ユウト! ディック、覚悟して待て!
|
|
DEADROCK
|
英田サキ/高階佑(キャラ文庫/徳間書店)
今度は「エアバッグ」。 マグナムの次はエアバッグ。 一瞬でガッチリ、ハートをつかまれました 。 ※文庫270ページ参照
エスシリーズのときは、宗近のマグナム云々のセリフが後にあんなかたちで椎葉を救うとは思ってもみませんでした。 デッドロックは攻の方が復讐心に囚われて苦しんでいますよね。 受には是非ともガッチリと安全装置になってもらいたいです。 アメリカが舞台で物語は更にバイオレンスに満ちているので(刑務所には五条クラスがごろごろ居ます。あれ?五条じゃなくて五堂だったっけ…/汗)より強力なストッパーが必要とされるでしょう。 がんばれ、ユウト! がんばれ、ディックのエアバッグ! 間近に迫る2巻の発売が待ち遠しい今日この頃…。 (私信、失礼しますね。隆子さん、ご推薦本当にありがとうございました )
あとがきによると、今回のシリーズは 作家さんご自身の刑務所モノ萌えをかたちにされたそうですね? なるほど、アメリカ映画の二次創作、ものすごく面白いやおいパロといった印象を持ちました。 1巻は特に殺伐とした環境が描かれているので尻込みされていた方もいらっしゃるかもしれませんが、 ハリウッド映画の暴力シーンをエンタメと割り切って観ることが出来るならば大丈夫ではないでしょうか? もちろん、映像では流して見ることが出来ても文章で読むのは辛いと感じる方もいらっしゃると思いますので、そういう方はご無理なさいませんように。
ところで、英田サキさんの文章は率直実直な表現が持ち味と私個人は勝手ながら思っておりました。 そんな訳で、この作家さんにアメリカものって凄くハマっている気がします。
デッドロックは、とことんエンターテイメント。 主人公たちの苦悩葛藤も、社会の中の組織機構のえげつなさも、あくまでも萌え記号。 すべてはボーイズラブストーリーの中に組み込まれています。 だからこそ、こんなに面白く読めたのだと思いました。
2巻では追いつ追われつ派手なカーチェイスや爆発シーン(あ、これはもう1巻に入っていたとカウントしていいのかな)でもあったら、より一層アメリカ映画っぽいですよね? 私個人は刑務所モノだったら「ショーシャンクの空に」が好きです。 あの、長い刑期を終えて出所したご老人の哀しい最期こそが最大のドラマだと思っています。 英田サキさんという作家さんとは微妙に萌え処を違えるようですが、それでもデッドロックはBLとして最高のエンタメだと拍手喝采を送りたいです。
ショーシャンクのラストの海辺のシーン、これもすごく好きなんです、私。
きれいなベッドの上もよろしいかと思いますが、 シリーズ完結の暁には是非ともビーチで夢のようなラブシーンを希望します。 ちなみに、白いシャツにジーンズ姿、というのは私の中ではデフォルトでウェディング・スタイル。
|
|